「モウダス」育毛剤は怪しい?その成分から効果・効能に独自性があるか?調べてみた。

モウダス・瓶パッケージ 育毛

発毛促進剤「モウダス」をご存じですか?北の快適工房が開発し、「これでダメなら諦めがつく発毛促進剤」のキャッチフレーズで販売しています。特に日本で唯一13種類の発毛促進作用を備えている点が注目されています。「効かない、生えない」と嘆かれることが多い育毛・発毛関連の商品の中で、「日本で唯一」の独自性が本当にあるのか?成分を中心に調べ、類似商品と実際との違いを明らかにしようと試みます。

1.モウダスは本当に「日本で唯一」なのか?が気になる。

「これでダメなら諦めがつく発毛促進剤」のキャッチフレーズは、
商品に対する自信がみなぎっていて、挑戦的な印象を受けます。

と、言うのも

実際、薄毛に悩む人の中には、育毛剤やサプリメントなどをアレコレ試して、

そのたびに効果が感じられず、「もう諦めようか?」と思いながらも、

新たな商品がでると気になる・・・その繰り返して、けっこうな出費と時間を使ってきたこともいやになる。

そうした薄毛のお悩み事情の中で、このキャッチフレーズ、挑戦的ですよね。

このモウダスを開発した東証一部上場企業・北の達人コーポレーションのブランド「北の快適工房」は、
薄毛お悩み事情に対する解決策として自信があるからこそ、挑戦的であるのかもしれません。

つまり、「薄毛に悩む人たちを救出することに挑戦している」?のかもしれません。

「モウダス」の効果に対する自信をもう少し調べてみたくなり、開発した会社について
知りたくなりました。

2.北の達人コーポレーション「北の快適工房」はどんなブランドなのか?

モウダスは東証一部上場企業・北の達人コーポレーションが開発販売しています。
モウダスを開発したのは、北の達人コーポレーションは東証1部上場の大企業です。
「北の快適工房」は株式会社北の達人コーポレーションが展開する化粧品・健康食品のブランドで、
ピンポイントかつ深い悩みに特化した商品を開発・販売しています。

北の達人コーポレーション企業概要

「モウダス」のホームページに、北の達人コーポレーションの商品開発スタンスについて、
下記のように記載されています。

「我々の商品に一切の妥協はなし」
我々は「びっくりするほどの商品ができた時にしか商品化しない」という独自の開発基準を設けています。
モニターへの体感調査、使用感の満足度、使いやすいパッケージ、破損のない配送方法、など独自の750の評価項目をつくり、厳しい品質基準をクリアしたものだけをお客様に販売・お届けしています。

公式ホームページ☞薬用 発毛促進剤『モウダス』

さらに、開発担当者である筧さんのコメントも掲載されています。

以下、開発担当・筧さんのコメント・引用します。
<ここからコメント引用>
「日本人の薄毛の悩みを一網打尽にオンリーワンをめざして開発しました。
さまざまな育毛剤があふれている市場で本当に自分に合うものを探すのは至難の業でしょう。正直、時間もコストも無駄にしたくない。
そんなニーズに応えたのが『モウダス 薬用発毛促進剤』です。
日本で発毛促進効果が認められている13種類の作用すべて網羅できるよう、有効成分の作用機序をすべて調査し、厳選・構成しました。
『これでダメだったら諦めてください。』
そう言いたくなるほど当社自信の発毛促進剤となっています。」

<筧さんのコメント引用おわり>

このような会社のスタンスおよび開発担当者の想いで開発された「モウダス」は、
特に使って欲しいお客様についても記載されています。

・今まで発毛促進剤・育毛剤を使用しても満足できなかった方
・初心者でその発毛促進剤・育毛剤を選べばいいかわからない方

まさに、薄毛に悩む方、薄毛の対処方法に苦労されている方を救うために、開発されたことがうかがえます。

こうしたスタンスで開発された「モウダス」、成分を調べることで、
「日本で唯一」「これでダメなら諦めがつく発毛促進剤」の根拠を見出すことはできないでしょうか?

調べてみましょう。
モウダス ボトル外観

3.モウダスの成分には「日本で唯一」であることが示されているか?

育毛・発毛に興味がある人なら、育毛剤・発毛剤の成分に興味があるもの。
この挑戦的な発毛促進剤「モウダス」には、どんな成分が配合されているのか?
日本唯一を裏付ける何かあるのか?調べてみます。

「モウダス」の根幹をなす有効成分は、5つ。
6-ベンジルアミノプリン
D-パントテニルアルコール
グリチルリチンジカリウム
酢酸DL-α-トコフェロール
サルチル酸

さらにサポート成分2つを配合
それが、「リデンシル」「ステムビルダー」
「モウダス」の有効成分とその働き・期待される効果

ホームページによれば、これらの成分で、独自配合であるのは、ステムビルダーです。
言い換えると、有効成分5つとサポート成分2つ、合計7つの成分のうち、独自配合はステムビルダーのみで、他の6つの成分は独自ではなく、他社製品にも配合されています。

個別に確認してみましょう。

6-ベンジルアミノプリン

ウイキペディアでは、下記のように定義されています。(ウイキペディアの「6-ベンジルアミノプリン」
6-ベンジルアミノプリン(6-Benzylaminopurine、ベンジルアデニン、benzyl adenine、BAP)は、植物の成長を刺激する第一世代の合成サイトカイニンである。花を咲かせ、細胞分裂を促進することによって果実を豊富にする効果がある。また、植物の呼吸キナーゼを抑制する効果があり、ポストハーベスト農薬として使用できる。

なお、6-ベンジルアミノプリンの別名はサイトプリン、さらにその略称としてCTPがあります。
三省製薬の研究の結果、発毛促進効果を突き止め、厚生労働省の承認をとりました。
三省製薬の6-ベンジルアミノプリン(CTP)研究
蘭の開花やリンゴの果実の成長を促すなど、CTP(6-ベンジルアミノプリン)は植物細胞を元気にする働きがあり、農業の分野で広く使われていた美容成分です。

1990年に、三省製薬の研究員が白髪防止剤の候補として研究していた約500種類もの素材の中から、優れた育毛効果があることを発見。植物の成長を促すのと同様に、髪の成長をつかさどる細胞にも直接働きかけ、発毛を促進するちからがあることを突きとめました。その後、育毛剤への応用を見すえて開発をスタート、1995年に厚生省(当時)から有効成分として承認されました。

6-ベンジルアミノプリンに期待される効果は、
6-ベンジルアミノプリンの働きをご覧ください。
当然ながら、三省製薬も育毛剤として商品化しており、デルメッドブランドでスカルプエッセンスを販売しています。
その他、ライオン株式会社も6-ベンジルアミノプリンを配合した育毛に関する研究結果を発表しています。

6-ベンジルアミノプリンを有効成分として配合した育毛剤


D-パントテニルアルコール、グリチルリチンジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール

この3つの成分は、ひろく育毛剤に採用されており、その例としては、Nile(ナイル)メンズ育毛剤(詳細☞Nile(ナイル)メンズ育毛剤スカルプヘアローション(トニック)があります。
ユーザーからの評価はかなり高い商品です。

リデンシル

スイスの原料メーカーが開発した再生医療発想の育毛サポート成分「リデンシル」を限界濃度の3%配合。2014年に、ドイツのハンブルグで行われた世界最大級の化粧品原料・技術の展示会「in-cosmetics」で銀賞を獲得し、2019年にはモンドセレクションも受賞している、評価の高い製品です。
既に日本国内の育毛剤に採用されており、株式会社美元の「リデン」(ホームページ「リデン(REDEN)」、株式会社桃谷順天館(RF28)とアデランスの共同開発の「RF28スカルプエッセンス」(ホームページ【RF28 スカルプエッセンス】
などに採用されています。



リデンシルは、全世界的に知られる発毛剤(医薬品)ミノキシジルとの比較において優位な臨床データもあるなど、その効果が期待される成分です。また医薬品であるミノキシジルに見られる副作用もないメリットもあります。ただ、これも万能的に発毛効果があるわけではなく、リデンシル単体で「これがダメなら諦めがつく」ほどの評価を得るには至っていません。

ここまで、「モウダス」に配合された有効成分およびサポート成分について、これまでに採用した育毛剤を調べ、それぞれが既に他社商品に採用され、育毛剤として販売されていることが判りました。

モウダスの成分の独自性に関する推論

ここまで調べて、「モウダス」の成分の独自性と推定されることがあります。
それは、有効成分5つ(6-ベンジルアミノプリン、D-パントテニルアルコール、グリチルリチンジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール、サルチル酸)とサポート成分2つ(リデンシル、ステムビルダー)を同時に配合した商品は「モウダス」以外に見当たらないことです。

「なぁーんだ、当たり前だ」と思われるかもしれませんが。

これは、重要なことではないか?と考えます。

たとえば、ミノキシジルは、いろんな商品名(たとえば、「リアップ」「リグロ」「メディカルアップ」「ミノキ5」など)で売っていますが、基本的に同じものですね。

モウダスは初めて上記の5つの有効成分と2つのサポート成分を独自配合している点で、これまでの他社商品にはないモノなのです。

当然ながら、その配合割合などは開示されませんし、それこそ企業秘密であり、「モウダス」が日本で唯一の「13種類の発毛促進作用」の源泉なのでしょう。

開発担当者の筧さんがコメントされていた「有効成分の作用機序をすべて調査し、厳選・構成した」秘密がここにあるのかもしれませんね。



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