円形脱毛症が疑われる症状がある時、育毛剤や育毛サプリメントを検討している猶予はありません。急いでお医者さんへ行きましょう。円形脱毛症を放置すると重症化や長期化につながる可能性があります。一般的な加齢に伴う薄毛と円形脱毛症は全く異なるものです。円形脱毛症について、情報を集めました。ご参考になれば幸いです。
目次
円形脱毛症とは
頭髪の一部、または複数箇所で円形に脱毛する疾患です。日常の抜け毛と異なり、急に多くの毛髪抜ける特徴があります。円形の名の通り、5mmから10円硬貨ぐらの円形に抜けることで知られますが、時に、眉毛、まつ毛のほか、頭全体、さらにすべての体毛が抜けるケースもあります。
免疫が正常に機能しなくなり、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気です。具体的には、Tリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症し、毛根が傷んで、元気な髪の毛であっても突然抜け落ちてしまいます。
ストレスが発症のキカッケとなることが知られているほか、アトピー性皮膚炎などのアレルギーや膠原病、甲状腺疾患、関節リュウマチなどに合併することもあります。
また、完全に治癒し発毛しても、再発することもあります。
免疫機能の異常が原因であれば、髪が抜けるのは、その症状の1つと考えられ、根本治療が望まれます。
こうした特徴から同じ脱毛症でも、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)と円形脱毛症は別のもの、とされます。
円形脱毛症の原因
原因については、現在も諸説あり研究中ですが、自己免疫疾患説が有力とされますが、アトピーとの関係、精神的ストレスによる交感神経の異常、遺伝的要素、出産後の女性ホルモンの減少など原因となっていると考えられ、それらが複合的に関係している可能性もあります。
一方で、強いストレスによって脱毛が発症するケースは、免疫機能の異常が無い場合もあって、比較的軽微な症状で治る方もあります。
病院については、円形脱毛症に関する診療ガイドラインにより、皮膚科が推奨されますが、ストレスが原因の場合、心療内科の診断で精神科の薬の処方で効果があったケースもあります。
円形脱毛症の類型
1. 単発型
10円玉くらいの円形に抜け落ちる状態で、円形脱毛症の初期症状で最も多くみられるケースです。複数個所におよぶこともあります。およそ6割以上が半年から一年以内に自然治癒することが多いとされます。
2.多発型
円形の脱毛が2箇所以上で起きます。
副科箇所にできる単発型と異なる点は、一度治っても再発することが多いとされ、脱毛した部分が結合して、広がってしまうケースもみられます。完治に2年ほどかかることがあります。
3.全頭型
多発型が進行した脱毛部分が重なり合って広がり、頭髪全体が抜け落ちてしまう症状です。
完治のためには長期間の治療が必要になります。
4.汎発型
重度の円形脱毛症で全身脱毛症ともいわれます。
頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛など、体毛が広く脱毛します。
この症例も治療が長期に及びます。
円形脱毛症かな?と思ったら、どうすべき?
病院へ行きましょう。本人に原因がわからないケースが大半とされ、「どうしたらいい?」と不安ですが、一般的に「皮膚科医」が推奨されています。皮膚科には「日本皮膚科学会」が科学的に検証した円形脱毛症に関する診療ガイドラインがありますので、一定の見解と処方がうけられるでしょう。
*ここまでは、サイト「円形脱毛症.Com」の情報をまとめたものです。円形脱毛症.comhttps://www.enkei-datsumou.com/site/
トリコチロアールや育毛剤や育毛サプリメントの使用可否は
円形脱毛症が疑われる場合は、専門医の診断を受けることが最優先であり、医師に処方された薬以外を服用または塗添することは、やめましょう。(悪化する可能性も否定できません。)
円形脱毛症が疑われる前段階で、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)に対処するために、育毛剤や育毛サプリメントを既に服用または塗添していた場合はその旨、皮膚科医に申し出ましょう。いずれの場合も、一般的には自己判断で育毛剤やサプリメントの使用はぜず、医師の指示に従うべき、とされます。
ただ、トリコチロアールの場合は、一般的な育毛剤とは異なる点が2点あります。
1つは、トリコチロアールは製薬会社が開発した医薬部外品であること。さらに2つ目は、抜毛症と円形脱毛症に特化した育毛剤であることです。
まさに、円形脱毛症の患者さんのために、製薬会社が開発した医薬用育毛剤なでのす。
配合成分は、天然成分が99%以上であり、安心です。
専門医に診察してもらっている方は、念のために使用可否について医師の判断を仰いでおけば、なお安心して使えますね。
専用サイトは、こちら☟
なお、トリコチロアールのサイトは一見女性専用のように見受けられますが、男性でもOKです。
トリコチロアールについては、こちらにまとめています。
治療期間は半年程度かかる可能性あります。その間、ウィッグ・つけ毛などを活用して、しのぎましょう。
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円形脱毛症に関する性別・年代などの傾向
円形脱毛症は性別問わずかかる病気ですが、女性のほうが多く発症するという説があります。これは産後のホルモンに関係することも含めた説であり、全般的に女性が多い傾向があるとは言いきれず、性別や年齢には関係ないとする説が一般的です。実際、若い世代や子供にも突然発症しています。患者の8割が30歳以下であったとするデータもあります。
まとめ
円形脱毛症は、免疫や皮膚(あるいはそれ以外、ホルモンやリンパ液)の病気です。加齢に伴AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)とは、脱毛という現象(症状)が共通するだけで、まったく別の病気と認識して、医師の治療を受けましょう。*この記事は、サイト「円形脱毛症.Com」など医療機関のサイトの情報をまとめたものです。(詳細は☞円形脱毛症.com